まずはじめに

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プレーを楽しむためにルールを覚えよう!

 

ここでは、パークゴルフを楽しむために、どんなゲームなのかをおおまかにに見ていくことにしましょう。

 

だいたいはゴルフと同じ感じでゲームは進められますが、ゴルフほどに厳密なルールはありませんので、気楽な気持ちでプレーできることでしょう。大まかな流れがわかったら、あとは状況ごとに細かいルールを覚えていけば、完璧なパークゴルファーになれますよ。

 

 

コースの回り方

 

パークゴルフはスタート地点(ティーグランド)からボールを打っていき、最終的にはカップにボールを入れてコースを回っていくスポーツです。打数が少ない順番に順位がつけられます。各ティーグランドから各カップまでを1ホールといいます。9ホールでハーフ、18ホールで1ラウンドとなります。1ホールの距離は20〜100mで、パー(基準打数)は3〜5となり、コースによって違いがあります。1ラウンド、パー66(ハーフ33)で競技します。

 

プレーするコースには、フェアプレイとラフがあり、途中にはバンカーや、さらにプレーを禁止するOB区域などがあり、それらの配置によって難易度が変わってきます。また、ルールに違反した場合は、2打分加算のペナルティ(罰)が課せられます。パナルティは全て2打罰となっています。パークゴルフでは一緒にコースを回る人数に制限はありません。

 

ですが、流れよくプレーするためには1組3〜4人がベストです。あまりにたくさんの人数でコースを回ると、待ち時間が長くなるばかりか、次の組の人を待たせてしまうことになってしまいます。最初のホールでは、ジャンケンでスタート順を決めて打ち、2打目以降は前のホールで成績が良かった順に打っていきます。

 

第一打(ティーショット)を打つ時はティーアップ(ティーの上にボールを乗せること)して打ちます。ティーアップすることによってボールが高い位置になって打ちやすくなり、さらに芝生の保護にも役立ちます。第二打目からは、打球の位置によって打つ順番が決まります。カップから遠いボール(一番飛んでいないボール)の人から順に打っていきます。全員がカップインしてそのコースでのプレイが終了します。スコア(点数表)は次のティ・グランドで行います。

 

プレーの種類

パークゴルフの楽しみ方はいろいろあります。

 

ストロークプレイ
1つのホールごとにスコアを累計していき、1ラウンド(18ホール)の合計スコアによって競う方法

 

マッチプレー
1つのホールごとの勝ち負けを累計していき、勝ったホールの数で勝負を競う方法

 

スリーボール
3人のプレーヤーが互いに対抗し、各自のボールでプレーするマッチプレー

 

ベストボール
1人対2人(もしくは3人)のうちのスコアの良い人とのマッチプレー

 

フォアボール
2人のうちのスコアの良い人と、他の2人のうちのスコアの良い人とマッチプレー

 

スリーサム
1人対2人でプレーし、両サイド(1人または、2人以上のパートナーのプレーヤーのこと)とも、各1個のボールでプレーするマッチプレー

 

※フォアサム:2人対2人でプレーをして、両サイドとも各1個のボールでプレーするマッチプレー

 

 

第1打目の際のルール


ここでは、ティーショット、つまり第一打目の際に起こりうる状況に対するルールをお伝えします。

 

普通にプレーしていても起こってしまうことや、間違いなどのうっかりなどで発生することに対してのペナルティーな処置などを学んでいきましょう。

 

【ティグランドから外れて打った場合】
第一打目は、ティグラウンド(打つ範囲が決められておりその区域)内で、ティアップをして打ちます。ティグランドはティマークかティラインがありますので、その範囲内で打つことが決められています。このティ・グランドの外から打った場合は2打加算のペナルティとなります。よくティ・グランドを確認してから打つようにしましょう。

 

【プレーの打順を誤って打った場合】
万が一、打順を間違えても、ペナルティにはなりません。しかし、気持ちよくプレーするためにも順番に気を配るようにしましょう。スタートの順番は、最初のホールはジャンケンで決めます。2ホール目以降の打順は前のホールのスコアの良い人から打ちます。

 

【素振りの際に間違ってボールに当たった場合】
素振りや空振りの風圧でも、ボールが動いてしまったら1打加算されます。ただし、何回空振りをしてもボールが動かなければ加算されることはありません。

 

第2打目以降のルール


第2打以降は、第1打の段階でホールから遠い順に打ちます。安全対策のためにも、声を掛け合って打ちます。

 

2打目以降は、1打目以上にさまざまな条件が想定されます。

 

2打目からカップインまでに発生しうることについてのルールを見ていくことにしましょう。

 

【2打以降のアドレスの際にボールが動いた場合】
アドレスをしてショットする前にボールが動いたらその時点でボールを打ったことと同じにみなされ1打をカウントされます。 動いた理由は問わず、いずれも1打がカウントされることになります。

 

【空振りした場合】
ボールが動かない限り、第1打目と同様にカウントされません。 風圧などでボールが動いた場合は1打にカウントされます。

 

【ボールの位置を変えてプレーした場合】
ショットしづらい場所にあるからと打ちやすい所へボールを移動させると2打罰のペナルティーとなります。故意ではなくてもボールに手や足で触れることも同様です。パークゴルフでは、ボールはあるがままの状態でプレーすることが基本となっています。

 

なお、ペナルティー後は、移動後の場所からプレーすることになります。

 

【コースから障害物を除去した場合】
場合によっては、コース上にある小石や木の枝や、バンカーならしなどがショットの邪魔になることもあります。

 

このような動かせる障害物をルース・インペディメントと呼びますが、これらはコースから取り除いてもペナルティとはなりません。また、ルース・インペディメントを取り除く際にボールに触れてボールが動いてしまってもペナルティにはなりません。動く前の位置に戻してプレーを続けます。

 

【アンプレアブルについて】
木の根元や枝の上などにボールが行ってしまい、その場所からプレーを続行することができなくなった場合、アンプレアブルを宣言し、ペナルティを加算されボールを移動させてプレーを再開させます。

 

木の枝を折ったり曲げたりしたり、深い草(ラフ)で草を踏みつけたりむしったり、クラブなどで何度も押さえつけたり、他人の力を借りなければショットできないものの場合もアンプレアブルを宣言するようにします。樹木や植物の保護を優先してプレーするようにしましょう。

 

アンプレアブルを宣言すると2打加算されます。また、ボールを移動させるのは2クラブ以内の距離で、また、ホールに近づけて置くことは禁止されています。

 

【他のプレーヤーのボールに当たった場合】
他のプレーヤーのボールを元の位置に戻します。自分のボールは止まった位置からプレーを続けます。ボールに当たったことに対するペナルティーはありません。

 

 

マークのルール

 

ショットする際に他のプレーヤーのボールが邪魔になる場合があります。そんな時はマークをして一時的にそのボールを避けてもらうことができます。マークをする場所は、そのボールとカップを結ぶ直線上で、そのボールのすぐ後ろにマークします。ボールを取り除くのはマークをしてからになります。

 

また、自分のボールがカップまで1クラブ以内程度の距離にある場合は、他のプレーヤーに「お先に」と声をかけてからカップインさせるか、自発的にマークするようにしましょう。その他、マークをして、自分の番になったがボールの位置を元に戻さないままパットした場合は2打のペナルティとなります。その場合、ボールの止まっている場所からプレーを続けます。

 

【ボールを2度打ちしてしまった場合】
ショットした際に何かに当たって戻ってきて2度打ちをしてしまった場合はペナルティーとなり2打加算されます。プレーの続行はボールが止まっている場所からとなります。

 

【ボールを失くした場合】
プレー中にボールを紛失してしまった場合は、無くなったと思われる場所に新しいボールを置き、プレーを再開します。その際のペナルティーは2打加算となります。

 

【他のプレーヤーのボールを打った場合】
誤って他のプレーヤーのボールを打った場合は、そのボールを元の位置に戻し、改めて自分のボールを打ち直します。その際のペナルティーは2打加算となります。

 

【打ったボールがプレーヤーに当たった】
打ったボールが他のプレーヤーに当たった場合ペナルティーはありません。ボールが止まった位置からプレーを続行します。また、自分が打ったボールが木などにぶつかって跳ね返り自分に当たった場合は2打加算のペナルティーとなります。同様にボールが止まった位置からプレーを続行します。怪我などの危険性がありますので、このようなことはないように充分に気をつけてプレーするようにしましょう。

 

【カップライン上の凸凹を押さえた場合】
ボールからカップまでのライン上の凸凹をクラブのソール(底)などで押さえてからプレーした場合、2打加算のペナルティとなります。パークゴルフでは、あるがまま自然の状態のコースでプレーすることが原則であるからです。

 

【ボールが地面に食い込んでプレー続行不可になった場合】
ぬかるんだ土地などやわらかい地面にボールが食い込んでしまいプレーの続行が不可能となってしまった場合、他のプレーヤーの許可を得た後、ボールを移動させてることができます。その際のペナルティーはありません。ボールは、カップに近づかない方向に移動させます。

 

【プレー中のボールの手入れ・交換】
ボールが割れたりヒビが入ったりと傷ついてしまった場合は、他のプレーヤーの了解を得た後に取り換えることができます。その際にはペナルティーはありませんが、他のプレーヤーの了解がないまま取り換えた際には2打加算のペナルティとなります。また、ボールの破損ではなく、汚れなどが気になって拭いたりすることは認められていません。もし拭いた場合は2打加算のペナルティーとなります。しかし、OBやアンプレアブルとなったり、カジュアルウォーター(一時的な水たまり)に入った場合、マークを依頼された場合など、ボールを移動させるために拾い上げた際に拭くことは認められています。

 

【バンカーの砂をならした場合】
バンカーショットをする前に足場を固めるためにクラブのソールを砂につけることは許されていますが、押して固めることのないようにしましょう。また、ショットをする場所の砂をならした場合は2打加算のペナルティーとなります。

 

 

その他のルール


下記に挙げるこれらの事象も2打目以降に引き起こりうる事象ですが、事象自体に名前が付けられているペナルティーです。

 

また、ウォーター・ハザードとOBは発生頻度が高いので、ペナルティー打数と条件は覚えておくといいでしょう。

 

OB(アウト・バウンズ)
OB(アウト・バウンズ)とは、コース外側の森の中などのように、その中でプレーが禁止されている区域のことをいいます。OBは、杭やネットなどで表示されており、それより外側にボールが停止した場合、2打加算のペナルティとなります。その際にはOBラインを最後に横切ったところから、カップに近づかない位置で2クラブ以内にボールを移動してプレーを続行します。OBは停止した位置で判断しますので、一度入っても転がって出てきた場合はOBとなりません。また、標識の杭などを結ぶラインに少しでもボールがかかっている場合もOBとはなりません。

 

ウォーター・ハザード
ウォーター・ハザードとは、池や川などの水場のことを指します。ウォーター・ハザードにボールを入れてしまい、プレイの続行が不可能となった場合、アンプレアブルを宣言して2打加算のペナルティが課せられます。その際は、ウォーター・ハザードに入った地点から2クラブの範囲の距離以内でなおかつカップに近づかない場所にボールを置いてプレーを再開させます。ウォーター・ハザードにボールが入っても、そこからショットが可能な場合はその場所からプレイを続けることができます。

 

打数の虚偽申告
ペナルティ加算の打数を少なく申告したり、申告しなかったり、打数を偽って申告した場合は失格となります。同伴者と虚偽の申告を申し合わせた場合は、その同伴者と共に失格となります。

 

 

エチケット・マナーについて

 

パークゴルフは大自然の中、老若男女あらゆる世代が仲良く楽しめるコミュニティースポーツです。みんなが楽しくパークゴルフをプレイできるように、エチケットやマナーを知り、互いに気配りをしながら楽しいひとときを過ごして欲しいですね。ここでは、パークゴルフでのエチケット・マナーについてご紹介します!

 

 

【コースに対するエチケット】
・プレー中のくわえタバコや吸い殻のポイ捨ては厳禁
・コースでは自然保護に留意しましょう
・芝生保護のため、革靴やハイヒールは避け運動靴でのプレーを心掛ける
・プレーの障害になるからといって木を折ったりしない

 

【プレーヤー同士のエチケット】
・ルールを守り、安全確認を行いながらゲームを楽しむ
・プレーは常に迅速に行うように心がけ、次の組の人を長々と待たせるようなことはしない
・もし遅くなって前のホールが空いたときは後の組にパスしてあげるような配慮をする
・全員がカップイン後は速やかに次のホールへ移動し、次の組がスタートしやすいように合図する
・スコアの記入は移動途中か次の的ショットの前に記入するようにします
・前の組がホールアウトしてグリーンに人がいなくなるまでは、危険防止のためティショットを打たない
・プレーヤーがアドレスしたら、静かにしその場から動かない
・打ったボールが、隣のコースのプレーヤーやギャラリーの方に飛ぶなど危険がある場合は、大声で「フォア!」と呼び危険を知らせる
・バンカーを出る際には、バンカー内の足跡は消し、必ず元に戻す
・打つ人のライン上(前方・後方)に立ったり、横切ったり、影を作ったりして迷惑をかけない
・マークするときは、カップとボールを結ぶ線上で、ボールの後ろにマークする
・カップに近くなり続けてカップインしたい時には、同伴者に「お先に」と声をかけてから打つ
・ボールはホールから遠い順に打ち、プレーヤーが同時に打つことはしない
・クラブのヘッド以外では打たない